Drive ONEの効果

DRIVE ONEとは?

部門や職種の壁を取り払って改革のアイデアを出し、下から上に対して実行を迫る
仕組みです。硬直した組織を活性化する効果が期待できます。

まず扱う課題を決めます。課題は「3ヶ月でクレームを8割減らす」など短期間での改善が可能で
かつチャレンジングするのが原則。
そして、その課題について全責任を持つ人(社長やGM/BM等)を
「オーナー」として選びます。さらに、職種や部門を限定せずに、8人程度のチームのメンバーを
決めます。その後メンバーが集まって、課題の解決策について議論します。
ただし、集まっただけでは部門間で責任の押し付け合いになることも考えられます。
そこに「ファシリテーター(進行役)」を参加させ、議論を整理することが必要です。
またこの議論にオーナーは同席しません。オーナーが「私はこう思う」と言えば、メンバーが自由に
意見を言えなくなるからです。また、皆の“考える力”を育てる意味もあります。
ここでの議論の結果まとめた解決策をオーナーに提案します。
オーナーはその場で「承認」か「否認」を明言します。
即座に判断できない場合でも「○○という
分析の結果次第で承認する」など明確な判断を示すのが原則です。
「前向きに検討する」といったあいまいな判断は許されません。
決定は即座に実行に移します。