Home 未分類 部下にどんなに未来を伝えても響かないあなたへ  〜 ベクトルの秘密へようこそ 〜
formats

部下にどんなに未来を伝えても響かないあなたへ  〜 ベクトルの秘密へようこそ 〜

Published on 2014年8月21日, by in 未分類.

 

仕事に没頭していました

そろそろ記録に残そうと、思い立ったらちょうど一年ぶりです

前回の更新が2013年8月21日。。。。面白いですね

 

さて

ベクトル・パートナーズを立ち上げて2年

サポートしていく上で大事にしていたこと

それは「目が合うか?」でした

 

ベクトルは量と方向で表現する

「目」も同じです

目がどこを向いているか?

目は見開いているか?閉じているか?

この矢印のようなもの

 

今回のセッションはそれが大事なキーでした

 

———————————

 

今日のクライアントは

100人の調理メンバーでのワークショップ

目的は「未来」を共有すること

 

プロフェッショナルチームは

これが簡単なようで難しい

 

総料理長以下

たくさんの部署があります

和食、洋食、お菓子、パンなどなど

仕事はそれぞれです

 

働く年齢層も様々

上は60代から下は10代後半

価値観もちがう

 

そんなメンバーに

共感する未来を伝え

伝わるのは至難の業です

 

このチームは未来が見えていませんでした

いや、正確に言えば、未来はあった

リーダーたる、総料理長も未来を語っていた

しかし、伝わっていなかった

 

そこで、何をしたか?

未来を伝える前後が肝

ひとつは伝える前にンバーのココロの土壌を耕した

そして、伝えたあとは、すかさず

未来を皆で考えてもらった

 

ゲーム① お互いを知る、みんなで自己紹介

秘密① → 部署をまたぐ、人間同士のコミュニケーションは希薄

だからこそ、単純な名前交換で心の土壌を耕す

知らない人の集まりより、知っている人の集まりの方が

人は安心して、会話に集中できる

 

そして未来を伝えたあと

 

質問① 「チームの問題はなんですか?」

秘密② →いきなり未来を伝えられても、キョトンとします

そんなことより、目の前の問題を解決してよ、リーダー

そんな心の声が聴こえてきます。そこですかさず、

この質問を皆に投げかけます。皆の心の刺を表に出します

 

そして、その後すぐに

 

質問② 「課題解決のアイディアはなんですか?」

秘密③ →問題を出しても、気分はあがりません、むしろ落ちます

言葉は不思議に気持ちに影響を与えます、そこで

解決方法を言葉にするのです、そうすると、すこし気持ちが

晴れます、

 

ここまですべて、グループで井戸端会議のように、語り合います

大事なのは、答えは本人が持っているということ、それを聞いてあげること

ただただ聴いてあげる、その行為は参加者達がチームメンバーになる瞬間です

そこで最後の質問です

 

質問③ 「このチームでのあなたの未来はどうなっていますか?」

秘密④ →話を聴いてくれる仲間がいて、リーダーの未来構図がある

この瞬間こそ、この質問をすること、そうすることで

メンバーはリーダーの描く未来を材料に使いながら、

自分の未来を描く、リーダーの未来がメンバーに

所有されはじめます、つまりここで「伝わり始めます」

 

ワークショップ終了後、総料理長に質問しました

今日の感想は?と、彼はこういいました

 

「目が違う、目線と目から発する全体の雰囲気

ワークショップの始めの挨拶ではほとんど誰とも目があっていませんでした。

終わったときの最後の挨拶では、全員が私の方を向いてくれていた」

———————————

 

リーダーの仕事に

チームに未来を頻繁に伝える

という仕事があります

 

伝えることと伝わることには大きなギャップがある

そのギャップ埋める、小さいけど大切なしかけを忘れずに

 

エンジョイ未来

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

© vector・partners