僕の好きな日本のおもてなしな場所
ホテルオークラ ハイランダー
2013年4月1日ですね
社会人になって20年目の春です
こんな日はタイムスリップしたくなります
〜使えない奴はどうするか?〜
僕は高校卒業して上京しました
親元で18年間育った僕は特に深く考えず
ご縁のあった会社に就職しました
名のある上場企業に運良くはいり、
6畳一間の部屋に先輩と二人部屋からのスタートでした
仕事はスーパーの精肉部門
初めの仕事は売り子と挽肉つくりから
上司は強烈、新人だった僕は就業1時間前出社してましたが
入社一週間目に冷凍庫に呼ばれる(笑)
「他のメンバーが2時間前に出社しているにおまえは何時にきてんだ、使えないのに!!!!」
それが僕のマネージメントの基礎に叩き込まれました
もしあなたが新人なら=使えない奴は早くきて覚えるといい
〜上司の期待に応えろ〜
巡りいろんなご縁で転職をしました
今も日本最高峰の外資系ホテルへの大卒新卒の年齢で転職というか就職
ホテルのメインダイニングで思う存分働きました
そのレストランでは毎年年越しのイベントを行っていました
ゲストはすべてVIP,その中でも超VIPの担当となった僕は
ミーティングで自分の名がその担当となったことを告げられて
思わず「えーっ」と叫んだのです
なぜなら、ゲストへのスペシャルサービスが
大変なのは周知の事実だったからです
そのとき、僕の上司が見逃さず、彼はいいました
「やる気の無い奴はでていけ」
「いえ、やります」
「じゃあ、不満をいうな」
「すいません」
年一番のイベントです、メンバー総勢50名でのミーティングでつるし上げ(笑)
恥ずかしいやら悔しいやらで一杯になってしまいました
しかし、そのミーティングの後に上司が僕を呼びました
「たけお、今日の一番重要でパワーが必要なゲストに対応できると思ったからあなたをアサインしたんだ、僕の期待に応えてほしいだ」
もしあなたの上司が難しいオーダーをしてくれたら、喜んでその期待に応える
〜自分がお客様なら何が嬉しいのか?〜
25歳の春に転職しました
その後10年その会社で虜となる
虜になった要因はジョブスの言葉とリンクしている
「お客様はその商品がどう創られるかはわからない、
しかしその商品がいいか悪いかはわかってしまう」
この会社で一番学んだことは
自分の体験がそのまま商品としていきること
能力ではなく、やると決めたことをやることが大切であること
その受けたサービスが嬉しいか嬉しくないかの基準を持つことが大切
そのためにはたくさんの体験が必要であることも教えてくれた
そしての嬉しいを動機にして、やり方が今はわからなくとも
決めたら、その嬉しいまで、愚直にやり抜くこと
それをこの会社が教えてくれ
もしあなたが世の中に愛される商品を創りたいのなら
自分がお客様なら何が嬉しいの?と問うといい
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過去の経験が今の自分を創っている
なにもわからず働き始め
自分が楽しいと思って働き
今は日本のおもてなしを
世界の「OMOTENASHI」へつながる仕事を模索している
20年目の春
エンジョイ 自分