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あなたは心から愛している目標をお持ちですか?

Published on 2012年10月24日, by in 未分類.

皇居 丸の内 東京

 

遥か400年前よりこの庭園から臨む東京

一説によると、江戸時代のその時期を

横並びでロンドンやニューヨークなどと比べても

世界トップの人口を抱える都市だったらしい

言語においても、

読み書きのレベルが高い水準であった

それはその時代の農民が和歌を詠っていたことで証明されている

 

同じ言葉が話せ、書き残せ、読めるということは

人間関係での最もつまずくであろう

コミュニケーション能力が発達した街であったこと

それが多くの人口が共存できたのではないか?

 

その背景には

寺子屋が広く市民に開け放たれていたことからも

平等感、狭い国土を、どう分け合うか?という工夫がなされていた

そうそれが

今の日本の強みにつながっているのではないか?

なんて思いを馳せる景色です

 

—————

 

組織のモチベーションが落ちている

チームコミュニケーションがとれない

 

先日あるクライアントでこんなことがありました

創業50年以上の老舗企業

全国に営業所を持つ

ビックターミナルに基幹店となる大型営業所を新設

夢と期待を込め、そして働くメンバーも気合いをいれてオープン

 

しかしそれは脆くも崩れ

1年足らずで、冒頭の状態に陥った

 

本部部長の話では

「現場は忙しいの一点張り、本部からのリクエストに答える余裕がないという」

「現場の課長の問題、彼がしっかりと組織をグリップできていない」

 

そこで現場課長やキーマンにヒアリングした

「本部からコンセプトやターゲティングが二転三転している」

「現場で考えろといわれ、チャレンジしたら、コンセプトとちがうと却下」

 

そして現場にはコミュニケーション不全が起こり、信頼関係は0

残ったのは「営業数字」だけだった

 

——————

 

なにが原因か?

 

まずはコンセプトの二転三転

これに現場がついて来れなかった

本来、コンセプトが大事ではあるが

今の世の中で、

すぐ顧客にフィットするかといえばそんな簡単ではない

その本部の解決したいスピードと

現場の保全したいという思いにギャップが起きた

 

そこからはおもしろいくらいすれ違う

 

まさに恋人の状態

相手の粗を探し、指摘し、信頼はなくなる

 

これが夫婦の状態であれば少し変わってくる

多少、相手の性格、態度が気に食わなくとも

二人が同じ方向を向き、未来を描いていれば

笑い過ごすこともできるだろう

 

つまり、本部と営業所のメンバー間での

未来=目標が同じでなかったということ

 

そこに原因がある

 

円滑なコミュニケーションは手段

あくまでもそこには

共に向かいたい、愛すべき目標が共有されているのか?

そこが足りなかった

 

では愛すべき目標とはなんなのか??

 

僕が思うステップは3つ

 

①   リーダーが行きたいゴールを持っている

②   そこに行きたいメンバーでチームが出来ている

③   メンバーそれぞれのゴールもチームで承認されている

 

順番も大事で特に大切なのは③です

メンバーの目標設定は意外に組織ではされていません

数字を共有されていることやリーダーが一方的に伝える

これは「MUST」=「しなければいけない」こと

 

人は自分で生み出したものを愛す傾向が高いです

つまり愛すということは「WILL」=「したい」こと

メンバーのゴールをチームで共有承認されていることが必要

 

目標を同じ言葉をメンバーやリーダーで話していても

実は背景となる、それぞれの思いや方向性を理解してなければ

意味が取り違え、行動も変わる、つまり動かない

これが結果、チームのモチベーションにつながる

 

まずはこの質問から

 

あなたはメンバーの「WILL」を知っていますか?

 

もしリーダーであるあなたが知らないのなら

メンバーはチームの目標を心から愛していません

つまり、そのチーム目標は達成されない

まずはリーダーがメンバーの未来を愛す

それがあれば

メンバーは「リーダーの未来=チームの目標」を愛せる

 

あなたは

心から愛する目標をお持ちですか?

エンジョイ

 

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