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「自然」と調和できていますか?

Published on 2012年10月2日, by in 未分類.

石巻の海岸沿い 宮城

 

仙台にいってきました

友人にわがままをいい、仙台を中心に

上から下まで車でぐるっと

 

そこでは

津波の凄さを見せつけられました

いえは残っているが人が住んでいない

すべてもっていった、人工物が寂しげに立つ

 

そんなかんじでした

 

復旧と復興

この境界線はあいまい

ぼくが見てまわった印象は宮城復旧中

昔みたマッドマックス2の世界感

砂煙の荒野を走る世界でした

 

一方

仙台・松島など人が集まるエリアは復興中

生きるエネルギーも感じました

 

ふとおもうこと

「自然」と「人工」

この世にはこの二つの境目がある

人の知恵で生まれたものは「人工」

それ以外を「自然」

 

人は進化の中で

「自然」に対する畏怖をもち尊敬をもしていた

敵わない存在、

その恐れから身や心を守るために

人工で回りを固める

それが、家、車、服、そして家族

これらで固めると安心するのが人間

 

そして人間のエゴの極みでは

自然をコントロールすることを願う

水、火、風、岩、などを思い通りにしようとする

人が庭園などになぜ贅沢に感じるかは

こんなところからくるのかも

不死をねがうもの同じ、かの始皇帝がそうだらしい

しかし、そのエゴには必ずリスクがつきまとう

お金や信頼、そして名誉などを差し出しながら

 

今回の津波=自然

不可抗力かもしれない

しかし、原発=人工は人間のエゴの副作用

電力という安心を手に入れるために

いろんな代償を伴った

災害の中をよく見るといろんな示唆を得た

 

最後は印象に残ったある人の言葉で

 

その方は戦前戦後世界中の海を潜った潜水士

御歳90歳を超えた方、古くはジャックマイヨールと伊豆で潜り

皇居のお堀にも潜ったというツワモノ

彼が今回の津波について述べた記事

 

東北クラスの津波がまた起きた時

日本の沿岸ではどこも安心ではなくなった

復旧の中でも防波堤をどのくらいの高さにするか?

高台に家を創るだとか、答えのない堂々巡りになっている

彼はそのことに関してこう述べていた

 

「自然をねじ伏せる発想があほらしい、30メーターの堤防創っても

駄目なものはだめ、それよりも、沿岸家庭に一人3枚ずつライフジャケットを配布するほうが、よほど津波に巻き込まれても助かる確率は高くなる。自然と調和することだよ。」

 

なるほど、納得

 

みなさんは自然と調和していますか?

エンジョイ

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