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最悪の時に最高を創造し一歩踏み出せていますか?

Published on 2012年10月10日, by in 未分類.

大雨のオリエンタルホテルのテラス バンコク

 

僕が世界の中で敬愛するホテルの一つです

自分の現在地を再認識できる場所

そこには新しい未来を創る

そんなかけがえのない時間が自然に生み出されるもてなしの空間がある

 

さて掲題のこと

先週あるクライアントの社長との会話からあらためて気づかされました

 

—————

 

その会社は創業3年で

初年次年とトントンで今年が大幅黒字の予定でした

最初の2年は準備、今年はと気合いが入り、

数字を徹底的に追い前年対比150%で推移していました。

 

しかし、トップダウン過ぎることを懸念した社長が、

今回、メンバー自身で

考え達成させる地力をつけさせたいとのことで依頼を頂きました

 

まず私は、このチームに足りないのは横連携と考えました

社長TOPとメンバーとのパイプはあるが

横の連携、つまりセクション間にはつながりが希薄で

相乗効果がはっきされていないと捉え、

そこを中心に強化し、そしてプロジェクトを推進していきました

 

アクションは順調に進み、結果にも見えだした矢先

思わぬ事実を発見することになりました

 

あるスタッフの不正がわかったのです

それは営業における「架空受注」

今期の数字プレッシャーが招いたことでした

今期残り3ヶ月

業績には致命的なこと

ほぼ利益は飛ぶくらいのことでした

 

なぜわかったか?

トップダウン時はメンバーの横連携がなかったため

横でのダブルチェックがなかったためにごまかしていた

それが今回、チームで連携が計れたために明るみにできた

 

悪いことが起きた

社長は言った

 

「数字を言い過ぎた、創業時は夢を語っていたのに

いつの間にか、夢を語らなくなっていた自分やチームが今ある。

それが、メンバーを追い込み、こんなことにつながったんだ。

創業時なんてなにもない、そんな最悪、粗悪な環境・状況だったけど

本当に夢を語ってたなぁ。たけおさん、ありがとう。問題は山ほどあるけど

むしろ、本気でこの試練を乗り切るよ」

 

そこからの社長は早かった

すぐさま、すべてのスタッフを集め

謝罪し、夢を語り、感謝した

それをうけたメンバー一人一人の表情は燃えていた

 

———————

創業時は夢を語る

今はなにもないけど

未来が明るい

思えば環境は劣悪であり、人も物も金もない

だけどそんなときほど

最高の未来を語ることがエネルギーとなる

 

これは普段でもいえるのではないでしょうか?

もし、最悪な問題が目の前に向かってきたとき

よーしどうやって最高にしてやろう!!と思えるか?

それとも、やっぱりそれが運命なんだろう、とあきらめるか?

その思考の一歩の分かれ目が大きく未来に影響を及ぼします

 

宿命と運命

宿命は宿す命、これこそは変えられない性かもしれません

運命は運ぶ命、これは自分自身で考え行動で変えれるはず

 

ちなみに、最高の時こそ、最悪を想像することも大事です

それを片隅にいれ、それでも今よりも最高を想像し一歩を踏み出す

 

あなたは最悪の時に最高を創造し一歩を踏み出せていますか?

エンジョイ

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